ずいぶんのご無沙汰でございました。
この夏は、忙しかった。
相変わらず、お坊さんとして頑張っておりますが。
昨年とは違う忙しさ。
いろんな方にお世話になって
いろんな仕事をさせていただいきました。
そうそう。
前回の記事で、お知らせいたしました、福井別院でのバザー
おかげさまで、たくさんの方がおいで下さり、我々のブースだけでも
87900円の売り上げとなりました。
西本願寺が行っている、たすけあい募金に寄付させていただく事ができました。
当日の様子
それと
8月に入ってから
また、すごくうれしい話をいただきました。
西本願寺の福井教区で発行されている機関紙 『アミタ』の
表紙のイラストを描かせてもらいました。
機関紙とはいえ、なんと
発行部数65000部!!
めっちゃ、光栄なお話ということで
ご依頼を受けてから
ほとんど、毎日、絵のみ描いて過ごしました。
いやぁ・・・しんどかった・・・ほんとに・・・。
いったい、何枚描いただろう・・・
テーマとしては、いわゆる震災に関してのもの・・
非常に、デリケートなテーマなので
とても、苦労しました。
冒頭の絵は、そのボツ校のひとつ。
我々、他府県の者が、被災地に伺い、かえって頭の下がる思いをいたしましたので
それを、描かせてもらったイラストになります。
ほかには
被災地の方と、他府県の人が握手をする様子。
これらの絵のタイトルは、三つとも
「むりわらい」です。
実は、『エフエム福井』というラジオ局で
被災地の方々の生の声を、発信したいという番組を聴いていた時、
被災地の方々のお話で
「他府県からのボランティアの方を前にしては、言えんけれども・・
正直、『ありがとうございます』って、言い疲れているんです・・。
なぜ、我々がありがとうございますって言わなきゃならないのか・・。
なぜ、笑顔でいなきゃならないのか・・
感謝の気持ちと同時に、そう思うんです。」
そう語られているのを、聞きました。
ほんとに、おっしゃるとおりだと感じたのです。
笑顔になんて、ほんとはなれない・・・。
特に
このイラストのおばあちゃんには
ふたりとも、複雑な心情をもちながらも
無理をしながら
無理をしながら
無理をしながらの笑顔
という顔に苦労しました。
助けてもらう側・助ける側という
二極化の考えに対する疑問を表現したかったのです。
特に、二人目のお婆ちゃん、この次の瞬間、手を振り解いてもおかしくない表情・・。
しかし、このお婆ちゃん達。
被災地の人か、他府県の人か分かりにくい・・・
ということで、ボツ・・・(汗)
(ボランティアの人に見えたら、作者の意思とまったく逆になりますので・・)
校了した作品は・・・
また、後日出させていただきます。
話は変わるのですが
今、京都におります。
明日から10日間、西本願寺の住職になる為に必要な資格をとる為
研修を受けてまいります。
パソコンはもちろん、携帯もなにも、使えない、カンズメ状態で
勉強してまいります。
本日、
久しぶりの更新でしたが
また、次回には、間が空きそうです。
とりあえず、ガンバッテマイリマス!!
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